2023.4 NISSAN SERENA
匿名 様 日産 セレナ
こちらのセレナ、外壁塗装のような塗料が全体に飛んでしまっていて、
除去のご依頼を様々な専門店にされたそうなのですがどこもお断りされてしまったようで💦
塗料がなかなか全体に付着していたことももちろんですが、おそらくC26のブラックという事で
スクラッチシールド塗装のためたらい回しにされてしまったのだろうと思います。
スクラッチシールドを始めとする自動修復機能を持つ塗装の車両は近年各社どんどん増えてきております。
『自動でキズを修復してくれる塗装』と聞けば「なんて画期的な!( ゚Д゚)」と思われるでしょう。
ただこういった自動修復機能をもつ塗装が修復してくれるのは『へこんだキズ』です。
例えば爪でぐっと押し込んだときにできるような『へこみ』が、時間経過と熱の作用によりもとの状態に戻る
というようなイメージです。
ですので、クリア塗装を断裂してしまうようなキズは修復してくれません。
さらに上記のような特性のため、自動修復塗装は大変柔らかいです。
よって普段ならつかないようなキズもついてしまいますし、断裂したキズを研磨で除去しようとしても
研磨の熱によってぷよぷよと柔軟に動いてしまうので上手く磨けません。
スクラッチシールドは『磨き屋泣かせ』とも言われるくらい、研磨に知識とスキルの必要な塗装です。
そんなこんなでこちらのお車が最後にたどり着いたのが弊社でした。
弊社ではそんなスクラッチシールド研磨ももちろん大歓迎です♪
専用ポリッシャー、専用バフ、専用コンパウンド勢ぞろいで、磨きのスキルもお任せください☆
『抑熱研磨』という特殊研磨法でしっかりじっくり磨いていきます!
前置きが長くなりましたが、スクラッチシールドに関してはまた後日専用の記事を設けようと思います!
それではやってまいりましょう (/・ω・)/
塗料の付着除去がメインではありますが、基本的になかなかヘビーでやりがいのある感じですね!(笑)
わかりづらいですが、白い塗料が点々とあります。
これが全体に付着している状態です。
ではしっかり洗車してマスキングし、いよいよ研磨していきます。
こちらもなかなか大き目の深いキズです。じっくり熱を加えず研磨します。
技術があれば、時間はかかりますがスクラッチシールドも綺麗に磨けます☆
しっかりムラなく吹き付けます♪ (*‘∀‘)